
卵殻マスターバッチ TAMACCO
TAMACCOは廃棄資源である卵殻を再利用した、バイオマス樹脂マスターバッチです。
従来のプラスチックの充填剤には石灰石由来の炭酸カルシウムが使われていますが、TAMACCOは、廃棄物として処理される卵の殻(炭酸カルシウム)を有効活用しています。

プラスチック削減に貢献
廃棄物である卵殻を樹脂に練り込み、再利用したリサイクル原料です。
PP・PS樹脂に使用することで、廃棄物および石油資源使用量の削減に貢献します。

ラインナップ紹介
PPNAT6 | PPWHT5 | PSNAT5 | PSWHT5 | |
---|---|---|---|---|
ベース樹脂 | 高流動PP | 高流動PP | 高流動PS | 高流動PS |
卵殻配合率 | 60% | 50% | 50% | 50% |
着色 | なし | 白色 | なし | 白色 |
PP樹脂ベース

TAMACCO PPNAT6
(ナチュラル卵殻60%配合 6倍希釈)

TAMACCO PPWHT5
(ホワイト卵殻50%配合 5倍希釈)
PS樹脂ベース

TAMACCO PSNAT5
(ナチュラル卵殻50%配合 5倍希釈)

TAMACCO PSWHT5
(ホワイト卵殻50%配合 5倍希釈)
TAMACCO PP ポリプロピレン樹脂ベース | |||||
---|---|---|---|---|---|
項目 | 単位 | JIS規格 | PP (ホモ) | PPNAT6 希釈 | PPWHT5 希釈 |
配合条件 | |||||
希釈倍率 | – | – | — | 1:5 | 1:4 |
卵殻配合量 | % | – | 0wt% | 10wt% | 10wt% |
試験結果 | |||||
MFR (230℃ 2.16kg) | g/10分 | JIS K 7210-1 | 4.7 | 5.3 | 6.1 |
シャルピー衝撃強度 | kJ/m² | JIS K 7111-1 | 5.2 | 2.9 | 3.6 |
引張強度 | MPa | JIS K 7161-1 | 33 | 31 | 31 |
引張伸び | % | JIS K 7161-1 | 67 | 35 | 27 |
曲げ強度 | MPa | JIS K 7171 | 41 | 45 | 44 |
曲げ弾性率 | MPa | JIS K 7171 | 1,300 | 1,700 | 1,700 |
HDT (0.45MPa) | ℃ | JIS K 7191-1-2 | 98 | 114 | 112 |
ロックウェル硬さ | – | JIS K 7202-2 | R 85 | R 87 | R 90 |
密度 | g/cm³ | JIS K 7112 | 0.90 | 0.99 | 1.01 |
TAMACCO PS ポリスチレン樹脂ベース | |||||
---|---|---|---|---|---|
項目 | 単位 | JIS規格 | HI-PS | PSNAT5 希釈 | PSWHT5 希釈 |
配合条件 | |||||
希釈倍率 | – | – | — | 1:4 | 1:4 |
卵殻配合量 | % | – | 0wt% | 10wt% | 10wt% |
試験結果 | |||||
MFR (200℃ 5kg) | g/10分 | JIS K 7210-1 | 4.5 | 4.1 | 4.8 |
シャルピー衝撃強度 | kJ/m² | JIS K 7111-1 | 11.3 | 6.0 | 6.6 |
引張強度 | MPa | JIS K 7161-1 | 32 | 26 | 26 |
引張伸び | % | JIS K 7161-1 | 24 | 19 | 23 |
曲げ強度 | MPa | JIS K 7171 | 49 | 45 | 45 |
曲げ弾性率 | MPa | JIS K 7171 | 2,000 | 2,300 | 2,300 |
HDT (1.8MPa) | ℃ | JIS K 7191-1-2 | 79 | 80 | 80 |
ロックウェル硬さ | – | JIS K 7202-2 | R 104 | R 103 | R 103 |
密度 | g/cm³ | JIS K 7112 | 1.03 | 1.12 | 1.13 |
※これらの数値は代表値であり、保証値ではありません。
よくある質問(FAQ)
Q: 卵の殻を使用するメリットは何でしょうか?
A: 卵の殻の主成分は、樹脂フィラーにも使用される炭酸カルシウムです。
一般的な炭酸カルシウムは山から採掘・加工されますが、卵殻は食品工場などから発生する産業廃棄物を加工して作られています。
そのため、炭酸カルシウムの代わりに卵殻を使用することで、廃棄物の削減に貢献します。
Q: SDSは入手可能でしょうか?
A: SDSはご用意可能です。お問い合わせフォームよりご依頼ください。
Q: 成形条件や乾燥条件などで特別な対応が必要でしょうか?
A: 特別な対応は必要ありません。一般的なPP樹脂、PS樹脂と同じ条件でご使用いただけます。
Q: 成形時の臭いはどうでしょうか?
A: 臭いはゼロではありませんが、最小限に抑えるよう配合および製造方法を工夫しています。
Q: TAMACCOを使用した場合の物性値はどうなりますでしょうか?
A: TAMACCOをマスターバッチとして使用した場合、ベース樹脂単体に比べ、無機フィラーを配合した場合と同様に耐衝撃値等が低下する傾向にあります。
Q: 各グレードの月当たりの供給可能量はどの程度でしょうか?
A: 現状の生産は不定期ですが、各グレードともに月あたり10トンの供給が可能です。ご要望に応じて、供給体制の調整も可能です。
Q: 着色対応は可能でしょうか?
A: 対応可能です。個別対応となりますので、お問い合わせください。
なお、着色を行う場合はバイオマスマーク認定商品の対象外となります。
Q: サンプルを頂くことは可能でしょうか?
A: 提供可能です。お問い合わせフォームよりご依頼ください。