試作対応・開発支援

さらなる品質の向上や革新性が求められる中で、基礎研究や開発の重要性が高まっています。山陽化工は創業以来培ってきた技術力を活かし、基礎データの蓄積から、二軸押出機を用いた新規コンパウンドの混錬試作、高配合マスターバッチやバイオマス樹脂の開発まで、お客様のアイデアを具現化するサポートをいたします。

山陽化工の試作対応・開発支援

山陽化工の提供する「試作対応・開発支援」は、単発の試作や処方開発だけではなく製造プロセスまでに生じる様々な課題に対し、技術力とオーナーシップを持って改善に取り組みます。

自社工場に併設された試作ラインと誠実な対応で、スピード感を持って進めていきます。また、試作実施中に試作結果の当日速報を作成し報告・共有させて頂きます。

山陽化工は、海外工場含めると年間17万トン以上の製品を生産しています。試作は工場に併設された専用試作ラインで迅速に実施します。
工場との連携を最大限に活かし、試作担当者が量産開始まで一貫してサポートいたします。

山陽化工には技術と経験があります

ラボ機(試作用押出機)の仕様

タイプ台数口径L/Dフィーダー液添備考
2軸押出機1台30 mm42重量式:3基可能1サイド、2ベント
特殊単軸押出機2台40 mm36容量式:1基不可1ベント

量産機を使った量産試作もお待ちしております。

対応樹脂

スーパーエンプラ

PES, LCP, SPS, PPS

エンプラ
PA6, PA66, PA12, POM, PC, PBT, PPE

汎用
PP, PE, PMMA, ABS, PS, PEN, PET

(一部抜粋)

試作実績材料

・ガラスファイバー

・カーボンファイバー
・
マイカ
・金属粉
・そば殻

・竹

(一部抜粋)

実施済み案件

・リサイクル(PCR,PIR)材料の研究開発
・バイオマス材料の処方検討
・無機フィラー高充填配合品の試作
・食品廃棄物を添加した樹脂の検討
・コンパウンド品のマスターバッチ化
(一部抜粋)
など多数実施。詳しくはお問合せください。

支援事例

山陽化工は、幅広い業界のお客様から、様々なご依頼を頂いています。

こちらでは一部の事例を紹介しています。

事例1:自動車部品成型メーカー様

お問い合わせ

「今まではメーカーから購入した原料を成形するだけだったが、自社独自の性能を持った原料で製品を作りたい。」

お打ち合わせ

具体的な製品などがあれば、その部材に必要な性能を目標とします。具体例がない場合はまず活用したい原料がどこに活用できるか検証するために性能の評価からスタートします。

ご提案

現在の製品に使用している原料との性能比較を行ない、低下している、あるいは低下すると予想される性能に関しては添加剤やその配合比率などの検討をご提案します。

試作

ご提案内容をすり合わせた上で試作を計画し、ご承諾をいただいたうえで実施いたします。
立ち会いも可能で、状況に応じた対応やご提案を行います。

評価・改善

試作品の評価を行い、性能が不十分な場合は、原因を分析し、添加剤の再選定や配合比率の見直しを提案します。また、試作時に問題がなくても、量産時に発生しうる懸念点があればご提案します。

事例2:食品加工メーカー様

お問い合わせ

「SDGsの取り組みの一環として製品の天然材料・リサイクル材料の利用を考えているが、どこから手を付けていいのかわからない。」

お打ち合わせ

天然素材やリサイクル素材は多岐にわたるため、まずは関連する規格や認証機関などの法的要件、ならびに現在先行している製品の動向を含めた情勢について、詳しくお伺いします。

ご提案

選定した天然素材やリサイクル材料の選定における課題と、その対処方法をご提案します。素材の選定が難しい場合は、複数の候補で同条件のサンプルを作成し、比較評価することも可能です。

試作

ご提案内容をすり合わせた上で試作を計画し、ご承諾をいただいたうえで実施いたします。
立ち会いも可能で、状況に応じた対応やご提案を行います。

評価・改善

試作品の評価を行ない、性能が不十分な場合は、原因を分析し、添加剤の再選定や配合比率の見直しを提案します。また、天然素材の使用による臭気などの問題が発生する場合は、その評価と対策もご提案します。

よくある質問(FAQ)


Q: 試作時に作業現場への立入りは可能ですか?

A: 工場立ち入りに関する秘密保持宣誓書にサイン頂ければ可能です。

Q: 秘密保持契約(NDA)の締結は必須でしょうか?

A: NDAなしでも試作やご相談は可能です。締結いただくことで、より踏み込んだ技術支援が可能になります。具体的には、試作当日の詳細な進捗速報 や、配合レシピに基づいた具体的な改善提案、詳細な物性評価データの開示などがスムーズに行えます 。

Q: 一回の依頼について報告書までにどのくらいの日数がかかりますか?

A: お打合せから、工場への原料の納入、試作の実施、評価試験の順番で進めてまいります。規模や要件にもよりますが、一般的なリードタイムは1~2か月となります。また、試作の実施日から10営業日程度で報告書を提出しております。

Q: スーパーエンプラや特殊フィラーの混錬にも対応していますか?

A: 当社の試作機には「単軸」「二軸押出機」を完備しており、最高380℃までの高温加工に対応しています。PES、LCP、PPSなどのスーパーエンプラから、ガラスファイバー、カーボン、金属粉、さらには竹や卵殻などの天然由来フィラーまで、多様な混錬実績があります。温度・せん断・分散制御を精密に行い、最適な混錬条件をご提案します。

Q: どれくらいの原料があれば試作可能でしょうか?

A: お客様の必要数量により変わりますが、1kg程度の試作材採取であれば5kg程度の原材料から試作が可能です。試作内容により条件が異なってきますので、ぜひご相談ください。

Q: 量産までを見据えた依頼も可能ですか?

A: もちろんです!当社では、量産を見据えた試作を得意としております。試作段階から量産条件を考慮し、コスト削減や品質安定性を確保するための改善を行います。さらに、試作段階での設備や加工条件を量産ラインに合わせることで、スムーズなスケールアップをサポートいたします。

Q: 自社で開発した特殊な材料や、支給した原料のみでの「コンパウンド試作」は可能ですか?

A: はい、可能です。当社ではお客様からの材料持ち込みによる「受託混錬」を柔軟に承っております。新材料のフィラー分散評価や、配合レシピに基づいた再現試作など、 数㎏程度の小ロットから試作対応可能です。また、秘密保持契約(NDA)を締結した上で、機密性の高い開発案件にも対応いたします

Q: 現時点では量産化の予定はありませんが、製品開発のための基礎研究に取り組んでいます。このような研究活動に対してご支援をいただくことは可能でしょうか。

A: もちろん可能です。基礎研究のお手伝いもさせて頂きます。研究目的を事前打ち合わせさせて頂き、必要なData採取の試作計画の提案をさせて頂きます。

Q: 環境に優しい材料の依頼にも対応していますか?

A: はい。当社では、一般的なプラスチックだけではなく、天然由来の材料や食品廃棄物を使用した依頼にも対応しております。環境負荷低減を目指した素材開発をぜひお手伝いさせてください。

Q: 評価試験もお願いできますか?

A: はい、対応可能です。物性評価(強度、伸び、耐熱性など)に基づいた試験を実施し、測定結果を報告書とまとめてお渡しいたします。また、当社にて対応できない評価項目につきましても、外部検査機関への依頼を当社から行うことも可能です。ぜひご相談ください。

Q:  試作で問題が生じた場合、改善提案はいただけますか?

A: はい、お任せください。トラブルに対して原因を分析し、最適な改善策をご提案いたします。試作を重ねることで、お客様の理想に近い製品を実現します。

お客様のアイデアを形にします。まずはお気軽にご相談ください。